スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007年を振り返る

まだ地方競馬は続いているし明日には地方競馬のグランプリ東京大賞典も控えているが、有馬記念は終了したことだし、とりあえずは今年のJRA競馬を振り返ってみたい。

まずは何といっても牝馬による64年振りのダービー制覇という偉業を成し遂げたウオッカ。
vocka

男勝りの馬体、醸し出すオーラ。このダービー制覇を頂点に輝きを放っていた春シーズンだったが、宝塚記念惨敗で狂ったリズムを秋になっても変えられなかったのは残念だ。
有馬記念の回顧でも書いたが、ただでさえ重いダービー馬故の宿命を、牝馬にして背負っていかなければならないその未来は過酷だが、しかし、ダービー馬にしか放ち得ない輝きを、もう一度見せてくれるときが来る。そう信じて、古馬になったウオッカの戦いを見守りたい。

もう一つ今年達成された歴史に残る偉業が、武豊の岡部超え、JRA通算2944勝だろう。その達成スピードは恐るべき速さだ。しかも、彼は3000勝にまで上り詰め、一時は遅れを取っていたリーディングも最終的には156勝を上げてその座を守った。やはり、来年以降もこの男を中心に競馬界は回っていきそうだ。
ただ、武豊のこの前人未到の大記録があったにも関わらず、昨年までほどには彼の独壇場ではなかった印象が強いのは、地方からJRAに移って2年目で145勝を上げた岩田康誠の大躍進と、手綱捌きに熟練味が増してきた安藤勝己の存在が大きい。
特に、乗り鞍を抑えて136勝を上げた安藤勝己はダイワ旋風とともにG1も6勝し、勝率で武豊を上回る.238という好成績。
アンカツ

地方時代やJRA移籍直後は豪腕のイメージが強かったが、最近では馬への当たりも柔らかくなったように感じる。
大舞台で強いのは昔からだが、今年は.524という圧巻の複勝率が示す通り安定感でも群を抜いていた。その活躍は武豊が霞むほど。素晴しい一年だったに違いない。
来年2月からは内田博幸のJRA移籍が確実視されている。武豊、岩田康誠、安藤勝己、そして、内田博幸。リーディング争いが今年以上に激しく、興味深い戦いになることは間違いないだろう。

馬インフルエンザによる騒動も今年を振り返る上で欠かせない話題だ。
ただ、今思うと一週だけの中止、代替開催の実施など、JRAの対応は適切で迅速だったと思う。
しかし、そのおかげで海外遠征を取りやめざるを得なかった馬が多数出たのは残念だった。ファンの立場としては、だからこそ秋の国内G1に有力馬が集まって盛り上がったとも言えるが…。

こうして振り返ってみると、今年は歴史に残る話題が多い年だったことに気付く。
競馬をしていると一年間が本当に短く、競馬は来年も続き、歴史は巡り行く。
今年引退したダイワメジャーは、アドマイヤムーンはどんな子を生み出すのだろう。そんなことを楽しみにしていると、1年どころではなく2~3年があっという間だ。

だから、競馬は止められない。

スポンサーサイト

第52回有馬記念 回顧

matsurida


中山の2500mという、トリッキーなコースでの特殊な距離。年末の忙しない雰囲気。ファン投票で出走馬が決められるドリームレース。一年で最後のJRA・G1…。
有馬記念というレースが独特の地位たらしめる要因はいくつもあり、ただ、それでも馬券的波乱は少ないとされてきたが、今年は三連単で80万を超える大波乱の結末となった。

演出したのは、勝ったマツリダゴッホ、蛯名。
年末の荒れた馬場で稍重。前半1000mが1分を超えるペースも、スローには感じなかった。それを先行から内を突いて早めのスパート。2着に1馬身1/4差の快勝だった。
中山は抜群に走るし、馬体は春から大きく成長していたが、距離が嫌われ、相手関係も厳しく低人気に甘んじた。
が、やはりこの馬、中山では水を得た魚のように走る。ダイワスカーレットよりも一歩先に仕掛けた蛯名の判断も見事。暮れの大一番で、あっと驚く結末をもたらした。
サンデーサイレンス最終世代の産駒であり、やはりこのスーパー種牡馬の底力にはただただ驚くばかりだが、マツリダゴッホにとってこれが本格化なのかどうか。それは来年。グランプリホースらしい走りを、他の競馬場でも見せてもらいたい。

同じく先行して粘ったダイワスカーレットは、この大舞台でも自分の走りを崩さないのだから恐れ入る。しかも、まだ3歳牝馬。きっと、不安視された距離もこれくらいまでなら大丈夫だろうし、ペースが速くなっても問題ないだろう。
来年はドバイ遠征の話も持ち上がっているらしく、大きな飛躍が期待できる。

引退レースとなった兄ダイワメジャーも、この馬らしい競馬で花道は飾った。得意ではない距離で、無事が第一の引退レース。3着なら上々だ。

結果的に後ろから、もしくは外から差そうとした有力馬は全滅。前残りの馬場がこの波乱をもたらしたとも言えるが、一番人気メイショウサムソンはスタートしてから既に行きっぷりが悪く、武豊が押しても押しても良いポジションを取れなかった。安定して走る馬だけに8着という大敗には首を 傾げるばかりだが、来年の古馬戦線を盛り上げるためにも復調してもらわなければならない。
5着ポップロックも仕掛けてからの反応が鈍く、いつもの調子ではなかったのかも知れない。
結果的にこの2頭は、ジャパンカップの激戦の疲れが残っていたという判断になるのか。

最後よく追い上げて4着のロックドゥカンブ。直線で躓きながら6着まで押し上げたドリームパスポートは来年に期待を持たせる内容だったように思う。
特に、レース後美浦への転厩が発表されたドリームパスポートは、これを機に鞍上を固定して、持てる力を存分に発揮できることを願って止まない。

最後に、ダービー馬ウオッカは中団追走から勝ちにいったが、あの破壊力を繰り出すことができずに11着大敗。
ダービー馬だからこそ、背負うものは大きく、重い。だが、明らかに中山の2500など向いていないし、馬体は相変わらず牡馬顔負けの迫力。
リズムが狂ってしまっている印象は受けるが、なんとか、なんとか復活して、僕たちを静まり返らせまた熱狂させたあの走りを取り戻してもらいたい。陣営の立て直しは急務だ。

第52回有馬記念 展望

samson

2007年中央競馬のオーラス、第52回有馬記念が日曜日に迫った。
毎年言っていることだが、1年は本当に速い。競馬をやっていると特に速い。金杯がつい最近のことのようだ。

ディープインパクト一色だった去年とは違い、今年のグランプリは多種多彩の顔ぶれが揃い、それはそれで興味深いレースとなりそうだ。しかも、今年は天気に恵まれそうにない。その辺も考慮に入れての予想となる。

やはり、メイショウサムソンに賭けてみたい。
天皇賞・秋は巧く内を突いて完勝。ジャパンカップは外を回らされて僅差の3着。このジャパンカップをどう見るか。
僕は武豊の過信が敗因だと考える。いくら最近斬れ味が出て来たとはいえ、メイショウサムソンは本来前に行って粘り込む馬。ジャパンカップでの武豊の乗り方は、末脚勝負でも、外を回っても充分勝てると過信したところに敗因を求めたい。そこまで余裕を持って勝てるほどには力が抜けている訳ではない。それを、天才は充分に承知したはずだ。
兄貴分である石橋守から引き受けた手綱。古馬の真の代表となるために、来年の海外遠征に弾みをつけるために、1枠1番という言い訳の聞かない枠を引いたからには、負けられないはずだし、勝ちに執念を燃やしたときの武豊は鬼になるはず。

同じく、ジャパンカップではメイショウサムソンを意識してそれには先着したはずが、インからアドマイヤムーンに一気に出し抜かれたポップロック。すでに6歳。G1では最後のチャンスかも知れない。鞍上はペリエ。こちらも2着で満足する騎手ではなく、有馬記念は大の得意。勝ちにくる。

怖いのは底がまだ見えていないとも言えるロックドゥカンブ。鞍上には『生ける伝説』キネーンを呼び寄せ、勝負気配ありあり。本来が前につけられる脚質だし、レベルが低いとも言われている3歳牡馬の中でも、底力は飛び抜けている可能性はある。

そして、引退レースとなるダイワメジャー。
思えばデビューが有馬記念の日。そして、鞍上には初G1を共に喜んだデムーロ。何しろ昨年の3着馬であり、中山は得意のコース。前前で上手く流れに乗れればこの距離を押し切っても驚かない。

あと押さえるべきは安藤勝己のペースに巻き込めたときのダイワスカーレット。馬との信頼関係に賭ける高田鞍上のドリームパスポート。ジャパンカップは度外視、その前の2走のような走りができたときのインティライミ。そして、叩き良化型、ジャパンカップがなかなか味のある内容だったデルタブルースまで警戒しておく。

ウオッカは大外に入ってしまった。
四位は勝ちにいく乗り方をするというが、この枠から強気の乗り方をするとリズムが狂ってしまう可能性が高い。馬券圏内に来たら、それは素晴らしい偉業だし、拍手喝采を持って頭を垂れたいと思う。

さぁ、グランプリへ



師走も後半。今年も中央競馬の最後を締めるグランプリ有馬記念が、いよいよ今週末に迫った。
年末の独特の雰囲気で行われるビッグレースだけに、その歴史には心に残る名レースが多い。

オグリキャップの美しすぎるラストラン、あっと驚くダイユウサク、奇跡の復活トウカイテイオー、圧倒的4冠ナリタブライアン、スペシャルウィークとの死闘を制してのグランプリ連覇グラスワンダー、古馬王道路線全勝締めテイエムオペラオー、脅威の9馬身差連覇シンボリクリスエス、ディープインパクトに初の土をつけたハーツクライ、そして、昨年、ディープインパクト最後の飛翔。

一年で最後のG1となるだけに名馬の引退レースとなるケースが多いのも、有馬記念をドラマチックなレースにしている要因だろう。

今年も見所の多いレースになる。
ダイワスカーレットとウオッカという最強3歳牝馬の参戦、最後のレースで妹と戦うダイワメジャー、失地回復を目論む武豊と春秋天皇賞馬メイショウサムソン、昨年の2着から初のG1を狙うポップロック、評判の低い3歳牡馬代表として無様なレースは見せられないロックドゥカンブ。

どんなレースが、どんなドラマが待っているんだろう…。

胸躍るグランプリウィークが、始まる。

違った競馬の楽しみ方

先週はプライベートでも仕事でもバタバタと忙しく、朝日杯FSは出張前の空港から携帯にて購入。
何しろ馬体重もパドックも返し馬も見られない状況なので、ゴスホークケンの複勝を少々購入しただけだったが、これが見事1着で的中。やはり、新馬戦の東京マイルを1分34秒台で駆け抜けたスピードは本物で、あとでビデオで見返してみても素早いダッシュから遅いとは言えないペースを一気の押し切り。枠(1枠1番)にも恵まれたとはいえ、強い競馬だった。
マイルでこういう速くて強い競馬をする馬がいると、緩んだペースにはなりにくく、スリリングなレースが楽しめる。彼を中心とするこれからのNHKマイルC路線が楽しみになった。

来週にグランプリを控え、今週はG1は一休み。とはいえ、土曜日には愛知杯、日曜日には阪神CとフェアリーSという興味深い重賞が組まれており、馬券的に楽しめる週末になりそうだ。

マイルCS2着のスーパーホーネットこそ残念ながら熱発で回避してしまったとはいえ、阪神CにはマイルCS3着のスズカフェニックスや、エイシンドーバーやフサイチリシャールといった1400m巧者。去年の2着馬プリサイスマシーン、上がり馬ブルーメンブラットやドラゴンウェルズなどといったなかなかの面子が揃った。
ただ、だからこそ馬券的には難しい。
こういうレースの楽しみ方に、好きな馬、追いかけている馬を狙い打つ、というのが僕の中ではある。
今回で言えば、ローレルゲレイロ。
大好きだったキングヘイロー(この馬についてはいずれ書く機会がきっとある)の子供で、春は間違いなく3歳マイル路線のトップクラスにいた。何しろ、NHKマイルC2着馬だ。
ただ、距離不向きだったダービーで惨敗を喫してから、放牧を挟んだあとの秋シーズンも2桁着順が続いている。
人気は凋落。ただの早熟だとの声も出始めている。

ゲレイロ


調教はいつも走る。今回も走った。だから、陣営は競馬場へ行っての精神面の問題だと推測し、今回はチークピーシーズを着用して集中力を切らせず、前へ行っての粘り込みに賭ける。
1400mも初めての距離。マイルで強い競馬を見せて来たが、1200mは少し忙しい。ただ、その1200mでもすんなりと前に取りつくスピードがあり、1400mならそのスピードを持続したままなんとか踏んばれないものか。

応援の複勝。
少し色気を出した三連複で、「藤田!」と声を張り上げてレースを観よう。

こういうのも僕の競馬の楽しみ方です。

第59回阪神ジュベナイルフィリーズ 回顧

tallpopy


前哨戦のファンタジーステークスを快速ラップで逃げて2着に粘ったエイムアットビップが今回も逃げるだろうと思われたが、あっと驚く中団待機。それでも、外枠の不利を嫌がったのか岩田エイシンパンサーがハナに立ち、川田マイネブリッツが突付く。1400mまでは昨年とほとんど同じ速めのペース。ただ、アストンマーチャン1頭で引っ張った昨年とは違い、先行集団に多数の馬がひしめく展開は数字以上に厳しいものだったように見える。
実際逃げた2頭は失速。直線では好位勢、後方勢が次々と押し寄せる大混戦。自力が試されるレースだった。

だから、勝ったトールポピーも、惜しくも2着敗退のレーヴダムールも1勝馬ながら秘める力は上だったわけで、来春の桜戦線に向けて早めに実力を出した格好となった。
クラシックの常連である角居厩舎と松田博厩舎が、今年も有力馬を送り出してきたという判断で良いだろう。

それは、福永の好判断で3着に差してきたエイムアットビップにももちろん言えることで、秘めるスピードをコントロールして終い爆発させることができた今回は、今後のことを考えるとむしろこの馬にとってのレースの幅を広がらせた好材料だった。
好位から早めに先頭に立ちながらも4着に敗れたオディールも、負けたとはいえ厳しい展開を勝ちにいってのものだし、大失速しているわけではないので、まだまだ見限ることはできない。

とにかくまだこの1戦だけで春へ向けての戦力図がはっきりしたわけではないし、今年は特にインフルエンザの影響でデビューが遅れてしまった他勢力も例年より多いだろう。
春へ向けての、高いレベルでの混戦、乱世は見ている者にとっては楽しいもの。
引き続き期待を持って、彼女たちの戦いを見ていきたい。

 HOME 

INFORMATION

tell72
  • Author: tell72
  • welcome !

CATEGORY

RECENT ENTRIES

SEARCH


COMMENTS

TRACKBACKS

LINKS

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。