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第58回安田記念 回顧

vocka

ウオッカの鮮やかな復活勝利。
ウオッカの輝きだけが眩しい。そんなレースとなった。

ドバイ帰りの寂しい馬体だったヴィクトリアマイルから、8kg増やしての迫力ある馬体。好スタートから3番手、道中も終始4~5番手を追走する岩田の好判断。
そして、それに見事な形で答えたウオッカ。
4コーナー過ぎ、内から一瞬の内に3馬身突き抜けたときの脚には、鳥肌が立った。
それにしても、オークスのトールポピーといい、調子が落ちると長引く傾向のある牝馬を短期間で立て直す角居調教師の手腕は見事と言う他ない。
ウオッカの復活は競馬界にとって、とても明るいニュースとなる。このあとは宝塚記念を回避して、秋に備えるという判断も好ましい。
秋の府中。天皇賞で、ジャパンカップで、もう一度鳥肌の立つ走りを待っている。

2着は香港のアルマダ。前評判通り、直線早めの先頭から(ウオッカには一瞬で置き去りにされたが)粘る粘る。
東京競馬場をよく知る名手ホワイトの騎乗も頼もしかったし、持ち味は存分に発揮したが、いかんせん相手が悪かった。

3着に、こちらも内を突くファインプレイで福永が導いたエイシンドーバー。
福永はこういう伏兵馬を、巧みに2~3着に滑り込ませるのが本当に上手い。

1番人気スーパーホーネットは出負けも響いて、落ち着いてレースを運ぶことができなかった。それに、府中というタフなコースだと1400が精一杯の印象も残した。
秋のマイルチャンピオンシップではもう少し頑張れるのではないか。

スズカフェニックスも外枠から直線差し脚を伸ばす自分のレースに徹したが、外が伸びない(というか内が伸びる)馬場もあり、届かずの5着。
ただ、この馬もやはり今では府中のマイルというのは少し長いのではないか。4着エアシェイディに差し負けているし、スプリントや1400のときのように最後まで伸び切れない。

香港最強とされたグッドババはマイナス15kgの身体のせいか、輸送に弱いのか、スタート前から汗をかいてイレ込んでいた。直線でごちゃついたのも痛かった。
本来の力ではないのだろうが、17着にはちょっと期待外れだった。

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第58回安田記念 展望

スーパーホーネット

ダイワメジャーがいなくなったマイル路線。さらには妹ダイワスカーレットも戦列を離れ、ウオッカは不調からすっきりとは抜け出せていない。群雄割拠というほどの高レベルではない混戦。
そんな中行われる安田記念で、今年は香港からの遠征馬3頭もすべて強力。予想の難しさに拍車をかける。

随分迷ったが、前走で驚くべき末脚を見せたスーパーホーネットに期待する。
これまでもその末脚は切れてきたが、前走京王杯SCで見せた切れ味、しかも、いつもよりも少し前目の位置取りから伸びてくる脚には驚かされた。
昨年のマイルCSではダイワメジャーに迫った馬。G1では2度の2着があるが、そろそろ戴冠かと思わせる。
輸送に弱いらしく、美浦に滞在して2度の追い切りをかけられたのも好材料。鞍上藤岡祐介も、川田に続いてそろそろ。
舞台は整った。鮮やかな差し切りを期待する。

2番手は、チャンピオンズマイルで圧倒的な強さをみせた香港馬グッドババ。ここまで5連勝中と、もはや昨年7着時とは別馬と思っていい。

そして、武豊が8枠からどういう競馬をするかが興味深いスズカフェニックス。
今の府中は直線外から差し切るのがなかなか難しい馬場。いくら32秒台の末脚があるとはいえ、やはり頭からは狙いにくい。

ウオッカに、岩田が起用された。
こちらもどういう騎乗をするのか、とても楽しみではある。ただ、他馬に比べてローテーションが厳しい。
今年4戦目だが、そのうち1戦はドバイ遠征。さらに、ドバイを狙っていたために、有馬記念から京都記念まであまり休めていない。上がり目があるのか。

その他では、やはり香港のアルマダとブリッシュラック。ここを狙いすました感のかるエイシンドーバーとエアシェイディ。ようやくG1の舞台に辿り着いたオーシャンエイプス。東京得意のハイアーゲーム。昨年の3着馬ジョリーダンスと、同じく2着馬コンゴウリキシオーの逃げ残りまで警戒する。何しろ、ほとんどの有力馬が後ろからなのだから、気持ちよく逃げられたときは恐い。

第75回日本ダービー 回顧

deepsky

勝ち時計は2分26秒7とかなり平凡だったが、前日の雨の影響から少し時計のかかる馬場だったことや、伸びない外を1頭だけ豪快に伸びてきた末脚から、ダービー馬ディープスカイの価値は疑うことはない。
確かにスローペースの瞬発力勝負となったことでマイル戦に近いペースで走れたことも幸いしただろうが、四位騎手の落ち着き払った騎乗といい、陣営の仕上げ(NHKマイルカップから中2週でプラス体重)といい、馬自身の能力といい、素晴らしいダービー馬といえるのではないか。
初勝利まで6戦を要したものの、毎日杯からの短期間での成長力は目を見張るものがある。父アグネスタキオン、自身がその舞台にすら立てなかったダービーを、ついに産駒が穫った。ポストSSの座をグッと引き寄せたと言えよう。

2着スマイルジャックはかからず、気持ちよく3番手追走から一時は先頭。一瞬小牧騎手も夢を見たはずの、それくらい完璧なレース運びだった。勝ち馬の決め手に屈した形にはなったが、重賞で再三上位争いをしてきたその実力は本物だった。

ブラックシェルもマイル戦のような流れに助けられた部分もあるが、1コーナーで不利を受けてその後かかりながらも接戦を制しての3着は立派。怒る馬をなだめて、最後の直線ではインを巧みに突いてマイネルチャールズ以下を競り落とした武豊騎手の騎乗も見事。不利がなければ、とも思うが、それでも2着が精一杯だっただろう。

マイネルチャールズはダービーを穫るために、それまでの好位からの競馬を捨て、皐月賞からは後方待機策。今回もそうだったが、果たしてそれが良かったのかどうか。
ダービーとは日本最高峰のレース。あれこれ策をこねくり回してどうこう言うレースではないのではないか。後方待機が上手くなったからというだけで勝てるレースではない。やはり、この馬の持ち味である好位から勝負根性を生かす競馬をすべきだったのではないか。それくらいの勝負が必要だったのでないか。

何はともあれ、今年もダービーが終わった。四位騎手の史上2人目のダービー連覇という偉業を称え、ディープスカイの今後の、海外をも含めた飛躍を期待したい。

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