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第27回ジャパンカップ 回顧

admire moon

コーナーのあるコースで競馬をしている以上、本来はインコースを突くのが最短距離を通ることができるわけだから有利のはず。だから、理想としては巧く内を突くに越した事はないわけだけれど、それは同時にごちゃついて前が詰まるリスクを孕む。だから、インに飛び込んでいくことはジョッキーにとっても勇気のいることで、だからこそ、それが綺麗に嵌まって勝ち切れたとき、それはジョッキーの勇気と腕に拠る部分が大きくなる。

昨日のジャパンカップダートでもフィールドルージュ横山典がそれを試みたが、勝ち馬の強さの前にあと一歩届かなかった。ただ、ジョッキーの乗り方としては完璧で、騎手も陣営もファンも悔いはないはず。

ジャパンカップの勝ち馬と2、3着馬とはそのコース取りの差によるところが大きい。

レース自体の流れは途中ペースが落ちて、最後の瞬発力勝負となった。
勝ったアドマイヤムーン岩田は道中かかり気味に追走。岩田曰く「息が入らなかった」そうで、それでもインからグイグイと伸びてポップロック、メイショウサムソンの追撃を凌ぎ切ったのだから立派な勝利。ただ、内を突いた岩田のファインプレーが勝利に大いに貢献したことは、3頭とも上がり33秒9と同じで、着差がアタマ、首だったことが物語っている。
力はほぼ互角。コース取りが明暗を分けたレースだった。
アドマイヤムーンはこれでドバイDF、宝塚記念に続く大きなG1レース3勝目。これで引退らしいが、種牡馬としての勝ちを高める上でも最後に本当に大きな仕事をやってのけた。有終を飾る見事なレースだった。

惜しくもアタマ差届かなかったが、ポップロックも力は存分に見せ付けたし、メイショウサムソンも圧倒的1番人気を背負っていたのだから、外を回るのは当たり前とも言える。
ただ、メイショウサムソンにとって33秒台の上がりは今回が初であり、33秒9という上がり自体がこの馬にとってギリギリなのではないかとも感じる。
決して瞬発力勝負に強い馬ではないだけに、もう少し早めに動けなかったか。
ただ、差し切ろうかという勢いで猛然と追い上げてきたウオッカを封じ込めたところに、この馬の馬体を併せての強さは示した。だから、内から出し抜けを食らったのが敗因の大きな要素だろうし、本来は先に抜け出して追い上げてくる馬に体を預けたいタイプだろう。

そのウオッカは道中最後方から上がり最速33秒6で追い上げての4着。
歴戦の古馬に対して堂々の力勝負を挑めるのだから、それだけで凄い馬だ。改めて再認識。

アドマイヤムーンを除く上位3頭は、順調に行けば有馬記念で再び激突する。
昨年2着のポップロックは中山2500mに文句はないし、底力勝負に持ち込みたいメイショウサムソンにとっても府中2400mよりは向くだろう。
ただ、抜群の瞬発力で挑むウオッカはどう乗るのだろうか。今日のように最後方からでは、今日よりさらに届かない可能性は高い。
新しいウオッカが見られるだろうか。想像以上の潜在能力を、また見せ付けてくれるのだろうか。

今日の名勝負の余韻とともに、グランプリへの楽しみは広がる。

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