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第137回天皇賞 回顧

アドマイヤジュピタ

好スタートからレースを引っ張ったホクトスルタンは、やはり鞍上横山典らしく澱みなく厳しい流れを演出する。速くてバテしまうようなペースではなく、だからといって遅すぎて瞬発力勝負の流れでもない。この辺りのペース配分はさすが。おかげでスタミナだけでもスピードだけでも乗り切れない、力勝負となった。

最後の直線、3着以下を大きく引き離しての叩き合いは岩田アドマイヤジュピタと、武豊メイショウサムソン。名手同士の意地の張り合いも見応えがあったし、馬の総合力も抜けていた。

大舞台ではめっぽう強い武豊の執念を、アタマ差こらえ切った岩田の騎乗は素晴らしかった。出遅れてヒヤッとしたが、ここからの柔軟な対応がこのジョッキーの才能を示している。メイショウサムソンを目標に、冷静に馬の力を引き出した。
それにしてもアドマイヤジュピタは本当に強い。父フレンチデピュティで3200のG1を完勝だから、父の種牡馬としての新たな評価をも与える勝利となった。

2着に敗れはしたが、メイショウサムソンはさすがG1・4勝馬という自力を見せてくれた。有馬記念でリズムが狂い、海外遠征の中止などでなかなか立て直せなかったが、ここに来て本来の闘争心も甦ったようだ。最後、ソラを使うアドマイヤジュピタに猛然と襲い掛かる姿には感動すらした。

3着に昨年の菊花賞馬アサクサキングス。4着にも逃げて粘った4歳馬ホクトスルタンが入り、弱い世代と言われた昨年からの自力強化を感じさせてくれた。彼らはこれからもっと良くなっていくだろうし、特にホクトスルタンは来年、親子4世代盾制覇という信じられない偉業に十分な望みをつないでくれたのではないか。

やはり、総合力が試されるようなレースは見ていて手に汗握るし、強い馬同士がお互いに力を出し切っての勝負は心に残る。
淀の3200、2度の坂越え。だからこその騎手の腕が存分に発揮される舞台でもあり、まだまだこの異色の長距離G1も、未来への期待を抱かせてくれる素晴らしいレースとなったように思う。

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