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第2回ジョッキーマスターズ

ジョッキーマスターズ2008


秋のG1の谷間、最終レースが終わったあとの日が落ちた東京競馬場のパドックには、地方、海外、JRAの歴戦のジョッキーマスターたちの、本当に楽しそうな笑顔。
まるでG1と見紛うほどの人だかり。パドックにも、スタンドにも、ゴール前にも。

その場には行けなかったけれど、きっとパドックでは多くの檄と励が、ゴール前では「河内!」とか「岡部!」なんて言う、もはや言えなくなった騎手の名前を絶叫する大歓声が響いていたのだと思う。
ジョッキーマスターズは、とても素敵な企画だ。

往年の名ジョッキーとはいえ僕たちがすでに引退した彼らのレースをまだまだ楽しめるのは、彼らがしっかりとトレーニングを積んでから臨んでくること、真剣勝負であること、そして、それぞれに個性あるフォームで素晴らしい技をまだ見せてくれるから。

直線入り口で早くも先頭に躍り出た河内洋は、長い府中の直線をなんとゴールまで持たせてしまった。
地方通算7151勝の鉄人・佐々木竹見が、豪快なフォームで追い詰める。驚くべきことに、彼はすでに67歳だ。
現役時代さながらの少し背中の丸まったフォームで追う岡部幸雄は、こちらも現役さながらに巧みにインに切れ込み、差し返す勢いでゴール前強襲する。
かつてこのターフを世界レコードで駆け抜けたオサリバンは、あのときオグリキャップを競り落としたのと同じ風車ムチをぐるぐる回して食い下がる。

すごいレースだ。
50代60代のおっさんたちとは、とても思えない。

ジョッキーマスターズ2



血統もレースも体系化され、着拾いのレースも多くなってしまった中、いつだって「勝ちに行く」レースをしてきた彼らの追い比べが迫力満点になるのは、ある意味当然かも知れない。
近代競馬、紳士のスポーツなどというけれど、元を辿ればきっと野原で誰が一番速いかを競う、馬が大好きな男同士の意地比べ。そんな競馬の原点を見せてくれた。


そして、そんなマスターたちの白熱のレースが繰り広げられた昨日の東京競馬場には、オグリキャップがいた。

オグリ


オグリキャップが、競馬場にいる。

あぁ、もうそれだけで涙が出てきそうだ。

まだ見学が許されていた優駿スタリオンステーションに会いに行った時には少しボーっとしているようにも見えた。
でも、昨日の彼は久しぶりの大観衆に血が騒いだのか、23歳とは思えぬほど元気。キビキビとパドックを周回する姿からは、若々しさとスターホースのオーラすら漂っていた。
芦毛は高齢になると体質が弱くなるような話もあり心配していたけれど、こうやって多くのファンの前に姿を見せてくれるのは嬉しいことだし、おそらく現役馬以上に気を遣って北海道から大切に輸送してくれたスタッフの努力には感謝したい。

馬と人。
競馬は古来から深く関わる動物同士が奏でるスポーツだから、これほどまでに揺り動かされる。
そして、馬も、人も、引退したあともずっと生きている。

だから、1年に1度のジョッキーマスターズは嬉しいし、競馬場でスターホースがパドックを闊歩する姿を見られることも素敵だ。
やがて、例えば武豊が引退してマスターズで岡部幸雄とまた戦うなんて、想像するだけでワクワクするし、蛯名正義が出てくれば「出遅れるなよ!」と誰かが温かく野次るだろう。
その日はディープインパクトがお披露目だったりしたら、と想像するのも楽しい。

来年とは言わないけれど、ジョッキーマスターズに田原成貴が出てくる日がくればいいな。あの変幻自在の騎乗がまた見てみたい。
無理だろうけれど…。



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