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第28回ジャパンカップ 回顧

デムーロ雄たけび


どうしても逃げたい馬がいない。始まる前からスローペースは分かっていた。
ただ、トーセンキャプテンが出遅れ、外の方だったアサクサキングスは控えた。コスモバルクに、大外から捲って前に行く往年の脚力はない。押し出されるようにネヴァブションが先頭に立つも、スピードのある馬ではないし、元よりそういう脚質でもない。横山典弘が慎重にレースを引っ張る。
前半5ハロンが61秒8、半分の6ハロンがなんと1分14秒6。まるで条件戦かと思うようなスローペース。

勝ったスクリーンヒーローにとっては、初のG1挑戦だった。G1特有の激流にならず、結果的にこのスローペースは彼がこれまで経験してきたレースと同じようなペースで、だから彼はリラックスして走ることができた。
もちろん、鞍上ミルコ・デムーロの手綱捌きも素晴らしかったし、外から襲いかかるディープスカイに最後まで抜かせなかった直線での粘りも見事だった。
次走はもちろん、暮れのグランプリ。父が2連覇した舞台で、今度は堂々とG1馬としてどういったレースをしてくれるかが楽しみだ。

2着以降の上位には、人気馬が底力を示して顔を出す。
ただ、やはりこのペースでは数多くのG1を経験していればいるほど、力んで走ることになってしまう。
そんな中、結果的に位置取りが後ろ過ぎた感も否めないディープスカイが、ラストはさすがの脚を見せて(ただ1頭の33秒台)2着を確保。破壊力は示したが、勝ち馬のリズム良い走りからの余力には及ばなかった。
もちろん、まだ3歳。もっと強くなるだろうし、天皇賞、ジャパンカップでの連続好走は来年に繋がる。日本制圧、海外進出に不安はない。

ウオッカは好スタートから3番手。かかりそうになるギリギリのところで岩田が抑えるも、決して気持ち良く走っているようには見えなかった。4歳の暮れ。マイルから2000までが適距離として完成されてきたのかも知れない。また、激しいペースだった天皇賞のあとでのこのペースだったから、馬が戸惑ってしまったこともあるだろう。この距離ではスタートをソロッと出してもう少し後ろで脚を溜めた方がいいのかも知れないし、直線は外を狙った方が良かったように思う。岩田は安田記念、あるいは昨年アドマイヤムーンで勝ったジャパンカップと同じイメージで乗っていたが、最後の直線は追って左右によれていた。最後までリズム良く走れなかった分、直線弾けなかった。
それでも、最後は後続に飲み込まれそうになったところから盛り返しての3着は自力の証明。来年はドバイを始め海外を舞台に戦うそうだが、じっくりと腰を据えて、彼女に合った舞台で、彼女に合った走りで、強いウオッカを世界に示してもらいたい。

4着マツリダゴッホは、左回りに不安はなかったように見えた。ただ、長い直線で強気には追い出せなかったし、この馬にとってももっと速いペースが良かった。得意の中山での巻き返しは必至だろう。

5着に良い脚で追い込んだオウケンブルースリ。初の古馬相手、初の府中でよく走っている。

メイショウサムソン x 石橋守は6着に終わった。もう少し前につけたかったらしいが、若いときほど行き脚がつかなくなっているし、勝負根性を生かす格好にも持ち込めなかった。
体調を維持して、有馬記念でなんとか好走して有終を飾ってもらいたいし、その力はまだあると信じたい。


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