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第9回ジャパンカップダート 回顧

JCD


サラブレッドの驚異的な身体能力、競争能力に、素直に脱帽したい。そして、もちろん医学の進歩によるところもあるだろうが、2度に渡る屈腱炎による2年4か月という途方もなく長い期間を乗り越えて、カネヒキリを再び砂の舞台に戻し、王者の地位に復権させた陣営の努力に頭を垂れよう。

ヴァーミリアンが絶対王者として君臨していた前は、カネヒキリこそがその地位にいた。かつては「砂の怪物」とまで言われた馬。おそらく今回もかつてと同じ状態にまでは戻っていなかっただろうし、今後も脚下と相談しながらの現役生活となる。それでいて、この勝ちっぷり。「怪物」にとっては、100%に戻らなくても十分勝負していけることを証明してみせた。本当に脱帽するしかない。
10番枠からいつの間にかインにピッタリ張り付き、最短コースをエレガントに抜け出したルメールの相変わらずの好騎乗も見事。
拍手を持って、王者の帰還を迎えたい。

アメリカの馬が思ったほど飛ばさず、初めての右回りにも戸惑う。途中からサクセスブロッケンがハナに立つも、ペースはスロー。
こういった展開で早めから捲くっていったときのメイショウトウコンは本当に強い。脚が最後まで鈍らない。
ヴァーミリアンを捲くって、直線でも抜かせない。藤田伸二の思惑通りだったが、唯一の計算違いはカネヒキリが持つ想像以上の絶対能力だったのではないか。

ヴァーミリアンは1角でぶつけられ、ずるずると下がり、折り合いを重視した結果そのまま後方から。ペースは遅く、好位から抜け出し、しぶとく(あるいは圧倒的に)押し切る同馬にとって、すべてが向かなかった。岩田康誠は素晴らしいジョッキーだが、最後の直線での彼の追い方はヴァーミリアンのリズムに合っていないようにも見えた。プラス12kgの身体も少し太かった。
それで僅差の3着なのだから、負けてしまったことは大きいが、この条件と展開での力は出し切ったのではないか。

世代交代を期待されて人気となった3歳の2頭、サクセスブロッケンとカジノドライヴは掲示板にも乗れず、4着までを独占した6歳世代が力を誇示する格好となった。6歳世代もダートは粒ぞろいで、しかもダート馬は息が長い。
ただ、サクセスブロッケンはスローからの切れ味勝負には分が悪かったし、4角を絶好の手応えで回ってきたカジノドライヴも最後の底力、経験の無さが敗因だろう。まだ3歳。今後が期待できることは間違いない。


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