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第59回安田記念 回顧

yasudakinen2009


ときには後続に7馬身をつけて圧勝したり、またハナ差2センチの死闘を制したりする。そうかと思えば負けるときはコロリと負ける。勝っても負けても華やかで派手なところが、おそらくウオッカの魅力なのだろう。
今回の安田記念も最後の直線で前が壁になり、武豊は2度3度と行き場をなくした。前には馬群を突きぬけたディープスカイがいる。
これは、負けた。
と思った瞬間、馬群を割って1頭だけ別次元の脚でディープスカイを捕え、最後は手綱を控えるまでの余裕を持っての勝利。

ウオッカが勝った瞬間、岡部幸雄がシンボリルドルフでダービーを勝ったときの言葉を思い出した。
スパートをかけようと手綱をしごく岡部に反応せず、その後自分でスパートを開始し、きっちりと勝ったというあの2冠目だ。
「しっかり捕まっていろ。」
と言われたと岡部は言う。競馬を教えてもらった、と。

先日のオークスでのブエナビスタもそうだが、ウオッカも競争とは何か、ゴール板はどこか。そんなことを把握している、そういう域に達する名馬なのかも知れない。

これでG1を6勝目は牝馬としては単独トップ。獲得賞金10億円超も牝馬では初。記録づくめの大勝利を、この勝ち方で決めるのだから、やっぱりスターホースなのだ。
それにしても、2歳女王が5歳となったここまで息の長い活躍を続けること、それ自体が驚異的だ。むしろ今が一番充実しているような感じさえ受ける。
陣営は宝塚記念への参戦へも含みを残し、今年いっぱいでの引退撤回まで翻すかのような口調。
ここまでの牝馬だ。それも無理はない。
もちろん牝馬だけに、現役引退後も大切な仕事が待っている。健康で、より多くの子孫にウオッカの血を残さなければならない。ただ、ここまでの馬はそうそう現れるものでもない。血を残す前に、もう1段階上にまで達してもらいたい気持ちも残る。
とにかく、陣営は細心の注意を払って今後のことは慎重に決めてもらいたい。それこそ岡部幸雄が言う、「馬優先主義」で。

ウオッカは不利があり、対するディープスカイは理想通りの競馬運び。これで負けたのだから、今回に限っては完敗を認めざるを得ない。
ただ、久し振りのマイルの距離で、身体も宝塚記念を睨んで幾分太めの作り。それでいて2着に来るのだから、やっぱり強い。
もし、グランプリにウオッカが出てきたら、そこでの雪辱を期したい。

3着には道中最後方のファリダット。
前が流れてくれた展開も味方したことは事実だが、やはりその末脚は目を瞠るものがある。
もう少し器用さが出てくれば(せめてあと2~3馬身前で折り合えれば)、G1クラスでも充分に戦える能力はある。

カンパニーはまたしても悲願のG1制覇ならずの4着。横山典の冷静なペース判断から末脚を伸ばすも、届かず。
能力は確かなのに、G1で突き抜けるには何かが足りないのだろう。もう8歳。頑張っているが、残されたチャンスは少ない。




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